設計職Ａさん（29歳・女性）の場合

心をへし折られ、考え方が180度変わった…
「あの面接対策がなかったら、今の自分はありません」

商業ビルの設計事務所で設計職として働いていたＡさん（29歳・女性）は、学生の頃から憧れていた古民家再生の仕事に携わりたいと、リフォーム会社への転職を考えていたのだが、大手人材紹介会社に登録するも、結果はついてこない。「キャリアコンサルの方に紹介される求人が私の希望に沿わないものばかりで…。相談に行くたびに担当者が変わるのも頼りがいがないなと思いました」。

その後、ネットで偶然見つけた求人が待遇も仕事内容も条件に合致したので自己応募したのだが…「書類は通りましたが、面接で落とされました。設計士の資格が生かせると思ったのに、なんでだろう…？」

原因が分からないまま、先輩のススメもあって駄目元で未来想創サポートに登録。カウンセリング後、提示された求人票がなんと、自己応募で不採用となったリフォーム会社だった。キャリアアドバイザーのアドバイスを参考にして記入した履歴書と職務経歴書で書類選考をパス。続く二度の面接も通過し、見事、内定を勝ち取った。一度、不採用になってから再チャレンジするまでの期間は約半年。その短期間に彼女の中で何が起きたのだろう？

「未来想創サポートの面接対策で心をへし折られました（苦笑）。それまでの私は全部人のせいにしていたんです。退職した会社には住宅部門があったのですが、何度もその部署への異動願いを出しているのに一向に叶えてくれない会社の姿勢に不満を持ったり、今、働いている会社に一度、不採用を言い渡された時には『私の能力を分かってくれないその会社の方が悪い』と自分を省みることもしなかった。

“そこがキミの弱い部分だ！”と、キャリアアドバイザーの方にバシッと言われて。それを契機に、自分の欠点を見極めて改善策を探るという…“他責”ではなく“自責”の念で、冷静に自分のキャリアを考えられるようになったんです。あの面接対策がなかったら、今の私はありません」